治験

治験と聞いて、最初に医療ドラマなどでよくある、終末期の患者に新薬の効果を確認するために行うもの、見たいなイメージがあったのですが、実際は違うようですね。
インクロムとういう会社が行っているものは、一般の普通の人を対象に行うものや、対象の疾患を持っている人を対象にしたものなど、いくつかの段階にわかれて行っておられるようです。
最近では、糖尿病や高血圧症といった生活習慣病やアレルギー疾患といった、普通の人の間でもよくある病気を対象に治験が行われているようです。

でも、新しい薬を試す、と言うことには間違いないわけで、その点はちょっと心配になります。
このあたりも、下の写真にあるように治験ボランティアに対し納得してもらえるよう十分な説明がなされるようです。
そういえば、普通に病院に行っても「インフォームドコンセント」とかで、べつにいい！というくらいしっかり説明をしてくれる病院が増えましたが、治験も基本医療なので、その辺は万全なようです。

よく新薬の開発には１０年単位の時間がかかると言われているようですが、治験によりその時間が少しでも短くなり有益な薬が早く世に出るようになればよいと思います。